繰り返し使えるカイロ、ハクキンカイロを手に入れた！

春夏秋はキャンプして、冬はスキーを行うのが我が家のアウトドア。

秋キャンプは今までは9月で終わりにしていたけれど、今年は一度もキャンプに行けていないので10月で良い日があれば行くぞと言うのを妻に宣言。

今年は行けてないから致し方が無いと妻も納得。よし、後は寒さ対策だけだな。

北海道の10月は日中はまだしも朝晩は冷え込みが結構進んで一桁気温が当たり前になってくる。

晩は焚火したり何やかやで問題無いが、朝に寒い中寝起きするのは中々辛いものがあると思われる。そもそも寝られるのか？

暖をとる一番の方法はストーブだが、車にストーブを積む程の余裕は無いし。一酸化炭素中毒やら走り回る怪獣どもの事を考えると少々危ないし。

寝るだけなら寝袋をパワーアップさせれば良いけれど、今後も秋キャンプをするかと言うと微妙だし。

一先ずは今の無名の寝袋で頑張ってみよう。着ぶくれてしまえばまだ何とかなるだろうて。

と言う事で普段の装備で秋キャンプをする事にしたけれど、せめてカイロぐらいはあった方が良いだろうと思い、秋キャンプの事を色々調べると、カイロはカイロでもハクキンカイロなる物があるらしく、発熱量が何とカイロの10倍〜15倍くらいあるそうで。（サイトにより記載がマチマチ）

部品の買い替えが必要だけれど、繰り返し使えて環境にも優しいカイロだとか。

うーむ。そんな良いカイロがあるのか。知らなんだ。これは・・・そそられる・・・。

でも普通のカイロも今は安いからそれを沢山使うでも良いだろうしな・・・。寝る時だけなら湯たんぽでも何とかなるだろうしな・・・。

何て思いを胸にしながら日々を過ごしていた所、ホームセンターのカイロコーナーカイロでも買って帰ろうかと物色していると、何とハクキンカイロが売っているではないか！

こ、これは買うしかない！と迷う事なくカゴに入れて即購入。

これは運命なのだよ。

ハクキンカイロ

家に帰って実戦投入の前に使ってみるしかないでしょうと寒くもないのに使ってみる事にした。何事も実践しなければ分からないからね。しょうがないね。

ハクキンカイロの内容物

早速開封する。中身は本体とフリースのケース、説明書、ベンジンいれが入っている。

燃料：ベンジン

そしてベンジン。こいつがカイロの燃料となる。

使い方

カイロの蓋を外すと火口がある。ここに火を近づけると化学反応が始まって、カイロが発熱する。

火口を外してベンジンいれをセット。写真はベンジンを入れた後。この状態でベンジンを入れるとベンジン入れに溜まり、90度ひねるとベンジンがカイロの中に入る様になっている。

ベンジン入れに目盛りがついていて、真ん中だと６時間、満杯だと12時間暖かさが持続される。最大2杯入れれて24時間暖かさを持続できるそうで。（スタンダードタイプ。サイズによって違う模様）

ただこのままだと平行に持てず、ベンジンがちゃんとメモリ通りに入れれるかが微妙。あまり細かい事気にしなくても良いだろうけれど、初回なのでちゃんと計って入れたいなと。

手近なもので挟んで入れる事にする。ベンジン入れの半分のところにあるメモリ、6時間分入れてみる。

ベンジン入れたらまずはベンジンをちゃんと蓋して少し遠ざける。危険物だからね。

その後火口をセットしてチャッカマンなどで火口に火を近づける。３秒くらい当てた方が良いらしい。

そして蓋して待つ事１０秒前後、暖かくなってきたー！フリースのケースに入れても充分に暖かい。

試しに本体を直接触ると、アッツい！これは熱いよ。何という発熱量。カイロの10倍と言うのもうなづける。

今回使ってみて、6時間ずっと暖かくとても良い感じだ。ズボンのポケットに入れていたけれど、結構熱くて皮膚が赤くなってしまった。低温火傷注意。

ベンジンの匂いもほとんど気にならなかった。ベンジンの匂いは油性ペンの様な感じかな。

これを寝袋の中に突っ込んでおけば大分暖かく寝られそうだ。とは言え普通のカイロでもいけないか試したいので、普通のカイロも買っておこう。

カイロの難点は酸素が必要なので、寝袋に突っ込んでちゃんと暖かくなってくれるか心配だなや。まぁそこも比較すれば良いか。

ところで商品名はハクキンカイロなんだけれど、箱にもフリースのラベルもHAKKIN（ハッキン）になっている。何でだろうね。

公式サイトには使い方の動画やハクキンカイロの仕組みなど色々盛り沢山で面白い。

さぁ後は天候次第だな〜。晴れると良いな。