震災から1週間。つらつらと振り返ってみる。

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平成30年北海道胆振東部地震発生から一週間。未だ復旧途中で色々と思うところはあるけれど、自分を含めて今後の為につらつらと書いてみる。
まずは使える情報はしっかりと使うという事を再確認。
会社で地震の話を聞いた際、とある方がこんな事をおっしゃっていた。
「うちは台風対策で準備していたから、特段困らなかったんだよね。」
コレ聞いた時は本当に失敗したと思った。地震はいつ来るかは全く分からないけれど、今回はその前に台風が来ることが天気予報などでわかっていて、北海道に台風が来ると必ずと言っていいほどかなりの被害が出るのがわかっていた筈なのに、家の周りを片ずけて満足してしまっていた。
事前にキャッチした情報は必ず使いこなさなければ。
次は複数の熱源を確保する必要があるという事。
今回は偶々秋口、夏の終わりだったからまだしも、冬に地震がきて停電すると・・・。家にある灯油ストーブは電気が無いと点かないタイプしか無いので、コレを機に電池式など電源を必要としないストーブを検討しよう。(既に売れすぎて在庫が・・・という状況の様だけれど・・・)
当然ながら明かりを確保する事。
ナチュログなので基本ランタンお持ちの方が大半でしょうから言わずもがな。予備の電池やガス、オイルも準備して少なくとも一つは家に置いておくと良い。懐中電灯でも可。最近だとスマホでもいいかも。バッテリーと相談。
続いて情報源を複数確保しておく事。
まずはラジオ。電池式のラジオが大変役に立った。スマホが通じる間は東京など北海道以外の方から色々と聞いたりして状況がおぼろげながら掴め、かなりの被害だという事は理解できた。そしてラジオから逐次流れる情報で補完され全道的に甚大な被害だと言うことがわかった。
しかも熊本、大阪の時もそうだったと聞いたけれど、こう言った際には必ずと言っていいほどデマが流れると言う。私の所にもひっきりなしに、やれ断水だ、やれ電波が無くなる、地響きだ、地鳴りだ、等々・・・。コレらもラジオから正しい情報を取れたことで惑わされずに済んだ。そもそも、対策本部とやらが重要な情報を早々一般人に流すかよ・・・。そんな対策本部嫌だろ・・・。
新聞も大変助かった。うちは朝刊だけだが、地震があったその日も、次の日も、その次の日も届けてくれ、状況がより鮮明に理解できた。特に地震当日の夕刊をとっている人に見せてもらうと絶句するしかなかった。そしてこんな時にも職務を全うしてくれて大変ありがたかった。
備蓄はある程度確保しておくこと。
明かりや熱源、ラジオなども単体では動かず、電池やガスなどエネルギーが必要。人間も最低でも水が必要。こう言った腐りにくいものはスペースがあるなら備蓄しておいても絶対に損にはならない。出来れば月に一回か、3ヶ月に一回は新しいものを買い、古いものを使用してしまうともっと良い。併せてガソリンも半分切ったら給油する様にしておくといざという時に困らない。
うちは奥さんがガソリンランプ点くまで乗る人で何度話しても聞かなかったが、これを機に改めてと話をしたら、流石に理解してくれた。後は行動に移してくれれば良いが。
現金もある程度確保しておく事。
最近はクレジットで払う事が殆どで、偶に飲んで帰ると財布がすっからかんなんて事もあったが、停電になると現金払いのみになってしまうのでガソリン同様ある程度は確保しておく必要がある。
最後は折れない心を持つ事。
さぁ頑張ろう。