第103回全国高校サッカー選手権兵庫予選 滝川第二×AIE国際

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G+で連日方法されている全国高校サッカー選手権都道府県予選の決勝を日がな見ている。今年B級指導者ライセンスの取得に挑戦してから、サッカーに日々携わっていないとあっという間に分析力が落ちるなと思い、視聴できるチャンスがあれば積極的に見るようにしている。

折角なのでメモ代わりに思ったことを残しておこうかなと。両チームとも1-4-5-1(1-4-2-3-1)のフォーメーション。

前半はAIEが滝川第二の出鼻を挫く目的か、前線へ積極的なプレスをかけて滝川第二を押し込む流れ。そんな中AIEの裏抜けに滝川第二のDFが後ろから倒した形になり一発レッド。PKエリア外なのでDOGSOでということなんだろうけど、視界外から入り込まれて意図的に倒したわけではなさそうだったけれど・・・。AIEがうまかったということかな。

10人になったところで滝川第二は一方的に攻め込まれるかなと思ったけれど、中盤で積極的にプレスをかけてボールを奪い、前半最後の10分くらいは攻勢をかけているが、AIEもGKとCDFを中心にPA内を固めてはじき返す。サイドを破られることもしばしばだったが、真ん中が固いのでお互いやられるイメージはなかったんじゃないかな。

開始10分で滝川第二が数的不利になる試合展開となったが、一方的な展開にならず互いに攻めあういい前半だったと思う。

後半はAIEが攻勢をかけるかなと思ったが、滝川第二が積極的にボールを奪い前線に素早くつなぎ攻め込む展開に。AIEが奪われた後のプレスが迫力に欠けてしまい、前半の攻め疲れかなという形に。

人数に反して滝川第二が優勢に進めるがAIEの堅い守備をこじ開けることが出来ず、流れを引き寄せきれない。AIEもカウンターで攻め込みPAまで侵入するが滝川第二も体を張ったDFでゴールを割らせない。

そのまま延長に突入し、滝川第二も足をつりながらも最後の最後まで走り切り、何とかPKに持ち込む。AIEは延長後半最後にビッグチャンスがあったが、滝川第二のキーパーが素晴らしいセービングを見せ無失点で切り抜ける。

PK戦は未視聴。どちらも死力を尽くし、全力を出し切った好ゲームだった。